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北村 康則*; 福島 昌宏
Nuclear Science and Engineering, 186(2), p.168 - 179, 2017/05
被引用回数:1 パーセンタイル:10.58(Nuclear Science & Technology)短尺サンプルの反応度価値に関しては、臨界水位法による測定値と核データ・核計算手法の検証に用いられる従来の解析値との間に不一致があることが知られている。本研究は、この不一致を単純な理論的枠組みの観点から調べるとともに、補助的な実験等を行わずにサンプル反応度価値の測定値を補正するための簡便的かつ実用的な手法を提案した。臨界水位法により測定される典型的なサンプル反応度価値を模擬した一連のモンテカルロ計算は、この不一致が本補正法により効果的に減少することを示した。
岡嶋 成晃; 飯島 進; 早瀬 保*; 大部 誠; 小圷 龍男*; 辻 延昌*
JAERI-M 86-016, 51 Pages, 1986/02
FCA XII-2集合体は軸方向非均質炉心模擬実験計画における3番目の炉心であり、厚さ30cmの内部ブランケットを有し、内部ブランケットの厚さの影響を検討するための体系である。測定項目は、(i)臨界性(ii)反応率分布とは反応率比(iii)サンプル反応度価値とナトリウムボイド反応度価値であり、分布測定については軸方向を対象とした。実験結果はJENDL-2と原研における標準的核特性計算手法を用いて解析を行い、軸方向非均質炉心の核特性計算精度について検討した。
黒井 英雄; 三谷 浩; 弘田 実彌
Journal of Nuclear Science and Technology, 10(3), p.139 - 145, 1973/03
高速炉系に於ける反応度価値の解析には通常群分けされた摂動論が用いられ、特に軽い核種に於ける実験値との不一致の大きいことが指摘されている。摂動論の群分けの効果が反応度価値解析に与える影響がThin Sample近似を用いて理論的及び数値的に検討された。その結果、散乱断面積の大きい核種の中心反応度価値の解析には群分けの効果が非常に大きいこと及び中心からはなれるに従ってその効果が減らして行くことが判明した。又非弾性散乱による摂動効果に関しては特にブランケット炉心境界附近に於いて群分けの効果が相当大きいことが指摘された。これらの結果を総合して適当な郡分けを行った70群程度の解析が軽い核種の中心反応度価値の解析に必要であることが明らかとなった。